お座りしながら歩く犬の事情と解決策

犬が床にお尻を擦り付けてお座りしながら歩く様な行動を見たことがありませんか?

クレヨンしんちゃんの尻だけ歩きの様な感じです。

この行動は大型犬でもする犬はいますが、中型犬より小さな犬種によく見られる行動です。

肛門線が詰まっている

スカンクが外敵に向かって放射する臭いは肛門嚢に溜まる分泌液で、その臭いは敵を退散させるだけでは無く殺せるほどの威力を持っていると言われています。

またこの臭いは半径1キロ四方にまで及ぶと言われ、数キロ先を歩く人間も気分が悪くなるほどの臭いのようです。

犬にもスカンクほどの威力と臭いはありませんが、肛門線からそこそこ臭い分泌液を出します。

肛門線とは肛門の近くに袋状の肛門嚢があり、肛門嚢に溜まる分泌液を排出する臭腺が肛門線です。

肛門線に分泌液が溜まるとウンチをした時に一緒に排出されますが小型犬や高齢犬は排出する力が弱く、分泌液がどんどん溜まってしまいます。

溜まった分泌液を排出しようとしてお尻を床に擦り付けるのでお座りした状態で歩く様な格好になるのです。

分泌液が溜まったままの状態で放置すると肛門嚢が破裂して、肛門嚢炎になりお尻が赤く被れてしまい排便の時に痛みを伴う様になります。

肛門線の絞り方

肛門線はペットサロンや動物病院でも絞ってくれますが、飼い主が自分で絞ってやる事も出来ます。

シッポを持ち上げて肛門の少し下辺り、時計の8時と4時の辺りを親指と人差し指で挟み肛門に向かって下から上に持ち上げるような感じで絞ります。

慣れてしまえば簡単なのですが、絞る場所や方向を間違えると犬に痛みを与えてしまいます。

肛門線を絞ってやると犬はスッキリするのですが、痛みがあると肛門線絞りを嫌がる様になってしまいます。

そしてお座りしてガンとしてお尻を上げなくなりますから動物病院やトリマーさんに絞り方のコツを教えてもらうと良いでしょう。

また無防備に絞ると臭液が飛び散り、犬の被毛に付いてしまったり自分にも掛かってしまうと結構臭いのでティッシュの上から肛門線を絞ると良いでしょう。

愛犬がお座りしながら歩く様な行動をし始めたらなるべく早く肛門線を絞ってやらないと微量ながも床に臭液を擦り付けられてしまいます。

まとめ

肛門線絞りは概ね月に1回位の割合で絞りますが個体差があり、分泌液が溜まりやすい犬では2週間に1回絞らないとダメな犬もいます。

分泌液が溜まってくると肛門嚢がグリグリと触っても分かるようになります。

自宅でシャンプーのついでに絞ると言う飼い主も多いですが肛門線絞りは絞りやすい犬と少しコツのいる犬と個体差もあるので、無理をせずにプロにお任せするのも良いのではないでしょうか。







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